メガネ
跳ね上げメガネをお探しの方のメガネが・・・
跳ね上げメガネをお探しの方(男性)がお見えになりました。
お掛けになっているメガネは近視(中等度)レンズの入ったものでした。
お年をうかがうとS31年生まれとのこと。きっと頻繁に行うメガネの掛け外しが大変になってきて、跳ね上げメガネを探されているのだなと思いました。若いころは何回かメガネの度数を変えたけど、ここ数年間は度数は変えずに同じ度数でメガネを作っているとのことでした。
写真はレフ値です。現用メガネは過矯正です。このメガネで生活していたことが驚きです。急に度数が変わったとすると眼科受診の必要性がありそうですが、不思議と日常はこのメガネで特に醜い感じは受けていなかったようです。
処方度数は
RV=S-1.25 C-1.25 AX100
LV=S-2.00 C-1.25 AX90
BV=1.0です。
中間距離も見やすくなりメガネを外さなくても新聞の見出し程度は見えるようになりました。写真タイプ(ナイロールタイプ)の跳ね上げメガネをお求め頂きました。
良く見えているつもりでも、定期的な目の検査をなさることを皆さんへお勧めいたします。
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累進メガネにキャリアカラーを!
年齢を重ねてきますとどうしても視環境に不具合を感じる方が増えてきます。
最近ご年配の方でまぶしさを感じるのと同時にコントラスト感度の低下を感じる方にキャリアカラーをお勧めすることが増えました。そのかたにより選ばれるカラーは異なりますが男性の場合はやはりブラウン系をお選びになるかたが多いです。
このかたの場合(S9生)も遠方視力の低下とまぶしさを感じるとのことでした。眼科にもかかっていて白内障もあるとのことでした。矯正視力は0.7がやっという感じでした。白内障や加齢からくる視力低下が考えられるのですが、遠用度数の調整をすることで遠方視力の向上と同時に近見視力の向上も見られました。以前からもカラー付き(ブラウン系)のレンズをご使用でしたこともありブラウン系のキャリアカラー(青色光線カット)MBY15を加えました。
装用度数は
RS-1.50 C-2.00 AX70
LS-1.75 C-2.00 AX125
Add3.00です。
視力の向上が見られない場合でも遮光レンズ系のカラーを装用することで視環境が改善されることもあるようです。
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跳ね上げメガネが便利です。
今までも跳ね上げメガネを使っていた女性の方ですが、今までのものがどうも使い勝手がよくなかったようです。店頭のフレームを見て気に入っていただきました。
今までのものは単式の跳ね上げで、跳ね上げるフロント部分が左右のねじで固定されているものでした。メンテナンスの面では小型のプラスドライバーがあれば対応できるので簡単です。ねじの緩みを固くするためにはプラスねじを締めて固くせればよいのですが、使用頻度が多くなるとねじの緩みが激しく、そのうちいくらねじを締めても固くできなくなってしまい、下を見たときにフロント部分がパタパタと動いてしまうような状態になってしまいます。このタイプの跳ね上げフレームの欠点です。
今回はこの跳ね上げ部分に金属片とバネを使用したタイプのものです。ねじ式のように好きな角度で止めることはできませんが、フロント部分をある程度のところまで持ち上げていくとすうっと跳ね上がります。角度は90度までしか跳ね上がりませんが、上方部を裸眼で見る必要がなければ何の問題もありません。片手でワンタッチで持ち上げることができるのも便利です。
(今回選んだフレームの跳ね上げ部)
このフレームには跳ね上げ機構部分に上記写真にもあるような消耗品が含まれますので
定期的なメンテナンスは必要になってきます。本当に頻繁に跳ね上げ機構を使用される場合は早い方で半年ぐらいで跳ね上げ部分の動きが弱くなってくる場合もございます。たいてい1年ぐらいは大丈夫のようです。この場合はこの小さな部品を交換することで元通りの元気な動きが復活いたします。
フレーム素材はチタンですので、20g前後で仕上げることが可能です。
この方の場合は仕事でお使いになるということで、近用作業用の度数を入れておいて方視の時は跳ね上げた状態でお使いになるとのことでした。
度数はRS+1.25 C-0.50 AX90、LS+1.50 C-0.75AX90でした。
跳ね上げメガネの利用方法は多種多様です。当店は跳ね上げメガネを研究する「跳ね上げメガネ研究会」に所属しています。さらに詳しくは当店HP「跳ね上げメガネ」や「跳ね上げ研究会」のHPをご覧ください。
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アイスホッケー用子供メガネ
最近スポーツ用子供メガネをお探しになっているかたが2家族ご来店になりました。二人ともアイスホッケーをなさっていて、ホッケー用のヘルメットに入るメガネをということでのご来店でした。一人のかたはキーパー、もう一人のかたはディフェンスということでした。
メルメットの中にはいること、激しく体がぶつかったりしたときでもヘルメット内のメガネが動かず壊れないこと、大汗をかいても曇りにくく、視野を妨げないものと言った条件をクリアしなければなりません。ヘルメットの中で使えて、ずれにくく、汗にも強く曇りにくいとなれば、剣道メガネ「龍馬」しかありません。
このフレームは剣道用に開発されたものですが、面やヘルメットの中に入るのは当然ですが汗止めも付いていることで、まったく別の用途でも使用できる優れものなのです。
もう一人のお子さんはヘルメットに入るゴーグルタイプのものをお選びになりました。レンズが曇りにくくなるようにある加工を施しお渡しいたしました。
スポーツ用子供用メガネのゴーグルタイプとテンプルつきのゴーグルタイプ、サイズの確認が大切です。必ずお持ちのヘルメットや面をお持ちください。
スポーツ用ゴーグルタイプのフレームについてはこちらをご覧ください。
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ネジ折れ
ブログ名を「甲斐眼鏡通信」から「甲斐だより」へ変えました。最近ブログの更新が滞っていましたが、またボチボチ書いていこうと思います。
毎日暑い日が続きますね。甲府はここ数日35度超えの毎日です。四日連続の猛暑日です。体調を崩していませんか。
みなさんこの暑さの中、毎日非常に汗をかくと思います。額や体の汗は入浴したりシャワーを浴びることでさっぱりとすることは出来ますが、お掛けになっているメガネはどうしていますか。たぶん、メガネレンズは汚れると気になりますので汚れはふき取られると思いますが、メガネを洗うことはどうでしょう。塩分を含んだ汗は気がつかない間にネジ部分等をを腐食させることがあります。まめにメガネの洗浄をなさっているかたでも長期間の使用でこの部分が腐食しネジが折れてしまう場合があります。
今月に入りネジ折れのかたが何人かおられましたので、このネジ折れの修理について、店頭で対応できる範囲の修理ですが書いてみたいと思います。
強い力が瞬間的に加わって折れる場合と蓄積された錆によって腐食しちょっとした力で折れてしまう場合といろいろです。
ネジの頭部分は取れますがネジが切ってある部分はフレーム本体の中に残ってしまっています。これをネジ山を壊さないように取り除かなければなりません。
特殊な工具を使って外部から力を加え残ったネジを取り出します。
うまく抜けた場合はねじ山もしっかりと残り新しいネジを入れることで元の状態に戻すことが可能です。
抜けたフレーム内に残っていた部分です。
新しいネジを入れることで元に戻すことが出来ました。
すべてこのようにうまく行くとは限りません。特に汗かきのかたは定期的にネジ部分のチェックしたほうが良い思います。特にお気に入りのフレームは大事にお使いください。
レンズが大きい場合は小さめのフレームに入れ替えることも可能ですが、瞳孔間距離がきちんと取れるか、古いレンズの場合はレンズのコートハゲの問題などが発生する可能性もありリスクもかなり高くなります。メガネも日々の手入れが大切です。
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岡崎好美さんのサングラス
先日の横浜国女子マラソンで優勝した尾崎好美さんが掛けていたサングラスはアディダスサングラスでした。
このサングラスのクリアレンズ仕様だと思います。
このシリーズのサングラスはマラソンはじめゴルフ、自転車などいろいろなスポーツシーンで使用可能です。標準仕様は写真のレンズですが、目的に合わせて度つき対応が可能です。インナー仕様(レンズがそのまま使用できます)、アダプター仕様(この場合、レンズは別に好みの8カーブのレンズを選んでいただきます)、直接度つき対応8カーブレンズを段落ち加工をして装着することも可能です。
詳しくはアディダス(adidas)サングラスをご覧ください。
各種メガネ研究会
日本眼鏡技術研究会会員が作り上げたネットチェーン「眼鏡士」をご紹介いたします。
不思議な名前だなあと思ったでしょう。現在の眼鏡を取り巻く状況はかならずしも消費者にとってより良い状況とはなっておりません。眼鏡に限らず価格のみが追求されてくると結果、消費者自身が不利益を蒙ることになる場合は多々あります。このような状況の中、眼鏡に対して志を持った仲間が立ち上げたのがこのネットチェーンなのです。
「ネットチェーン」と言う言葉を始めて聞かれる方も多いと思いますが小売店のチェーン組織の中で第4のチェーン組織といわれるものです。
今日はネットチェーンのなかの一つを紹介いたします。
強度近視だけれど薄くて軽いメガネが欲しい!というかたのためにできた研究会です。すべてはこの研究会から始まりました。ネットチェーンを作るきっかけになった研究会です。他にはないオリジナルのウスカルフレームも今では20種近く完成し、材質、サイズ、カラーと種類は増えつつあります。ウスカル枠の商品開発をはじめ、強度近視のかたによりよいメガネを提供できるためのノウハウを日々追求しています。
ウスカル枠の中でもベストウスカルに選ばれた「シンメトリー」です。基本デザインは変わらずにフレームのサイズは2サイズ違いで8つのサイズ展開があり、日本人の顔のサイズがほぼカバーされています。しかも、実際に掛けてみるとそれぞれのサイズでバランスの取れた秀越なデザインとなっています。
8サイズ展開です。
一番小さいサイズ(36□22)です。
真ん中サイズ(36□28)です。
一番大きなサイズ(36□36)です。
上記3サイズを比べていただいてもそれぞれにデザイン的に優れていることがわかると思います。
詳しくはウスカル会HP「シンメトリー」をご覧ください。玉型36と言うのはあまりご覧になったことはないと思いますが、これでも十分な視野の確保ができ、日常生活でも問題なくお使いいただいています。こちらに事例が載っています。ウスカルメガネの製作は非常に難しい技術的な面が多々ありますので、ウスカル会所属のお店でお求めください。
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